RCGとは「リアルタイムコンピューターグラフィックス」の略で、撮影した映像空間に、CGをリアルタイムに合成する技術です。イベント、AR、ゲームなど多目的に利用されています。
RCG合成
単純なCG合成
単に実写にCGをのせるだけでなく、クロマキーヤーを利用して物体と物体の間にCGがあるように表示することが可能です。あたかも実写空間にあるようなCGをリアルタイムに表現します。また、空間をマッピングしてカメラの動きにCGを連動させることにより、臨場感あふれる演出が可能です。
スポーツ中継やイベントなど、様々な分野において「距離」の表示が必要な場合が多くあります。その距離をRCG技術で計算することで、視覚的にわかりやすい、多彩な演出が可能です。
CM・映画向けのブルーバック撮影時は、合成した映像をその場で確認することが困難ですが、RCG技術を利用することでリアルタイムにプレビューすることが可能です。
たとえば、ロードレースではレース状況が激しく変わる場面が多くあります。そのような場面でも、順位や選手情報などを、リアルタイムCGによって即座に切り替えて表示させることで、スピーディかつ的確な情報を届けることが可能です。
競馬などで、あと何メートルでゴールかといった「残距離」や、ゴルフなどで、どのくらい飛んだのかといった「飛距離」をリアルタイムに数値を表示します。また、競技を邪魔することなく視覚的に分かりやすい表現が可能です。
製品紹介の展示会ステージなどで、CGと実写を合成するAR技術を使い、ユーザーの注目を集める演出が可能です。ステージ上の製品とCGを連動させるなど、より魅力的に躍動感のある製品プロモーションが実現可能です。
他 ※順不同